先輩社員紹介
困難を乗り越えたときに成長する
M.M.
システムエンジニア
業界歴25年

―― トライクの仕事について
30代前半までは主に開発系の仕事が多く、業務パッケージや企業向けシステムのコーディング・試験等を数多く行ってきました。それ以降は、自治体のインフラ構築や運用保守の仕事にシフトし、現在もクラウド、サーバ、ネットワーク、セキュリティなど、いろいろな課題や技術と格闘している毎日です。
規模の大きな自治体で仕事をしてきましたので、システムを安全にかつ安定的に動かすことの大変さや厳しさは理解しているつもりです。情報システムのインフラは構築して終わりではなく、その後も円滑に運用しながらより安定的に改善していくことも重要になります。
過去に自分がシステム障害を引き起こしてしまい、精神的に追い込まれながらも必死に復旧作業をしたことがありました。お客様からの厳しいクレームもありましたが、最終的には上司や仲間が支えてくれたおかげで乗り越えることができました。今ではお酒の席での笑い話になりましたが、そういった貴重な経験が自分のエンジニアとしての姿勢に大きく影響していることは間違いないと思います。
―― 仕事のやりがい・魅力とは?
仕事のやりがいは人 それぞれだと思いますが、自分のアイデアが採用されてシステムが初めて動いたときにそれを強く感じます。微力ながら社会に貢献できている、と実感できる部分の1つです。
絶対に期限に間に合わない、まともに動かない、と言われていたシステムがありましたが、それを何とか完成にこぎ着けたとき、お客様からの「ありがとう」のひと言で、それまでの数々の苦労がすべて報われました。私自身、長くこの業界にいますが、そういった1つ1つの経験=年輪を積み重ねることが、エンジニアとしての成長、さらには人としての成長に繋がるのだと確信しています。
今はインターネットで何でも答えが見つかる時代です。これを活用しない手はありません。知らない仕事に立ち向かい未経験の分野に挑戦するのもありだと思います。与えられた仕事をこなすだけでなく、多くの人と関わり、自分で道を切り開いていく、そ ういったことができるのもやりがいの1つだと思います。
―― 仕事以外の過ごし方は?
どのプロジェクトでも同様かと思いますが、リリース前の数カ月間は忙しくなることが多いです。そんなときは夜や週末にリフレッシュすることで気分転換をします。仕事が思うようにいかなかったり、悩んだりしたときは、なおさらリフレッシュが必要です。
私の場合は、家族と海や山でキャンプをしたり、車いじりやバイクいじり、DIYで家具を作ったりしています。コロナ禍で出かける機会は減りましたが、少しずつ仲間とお酒を飲める機会も増えてきましたので、今後は気軽にストレスを発散できそうです。
また、年を重ねて体の衰えを感じてきましたので、ランニング等で体力・筋力を維持することは必須になり ました。この業界では画面に向かって仕事をすることがほとんどなので、どうしても運動不足になりがちですが、スポーツや体を動かすことを日課にできれば、心と体をコントロールしやすくなると思います。
―― 将来の仲間 へのメッセージ
私は今まで仕事をしてきて、嬉しいこともありましたが、苦しい場面も多々ありました。この業界に限らず、仕事をする上で苦境や挫折に思い悩む場面が必ずあると思います。いろいろやってみる、でもうまくいかない、自信も無くなる、そんな状況に陥ることがあるかもしれません。
そんなときはぜひ上司や仲間を頼ってください。遠慮なく相談をし、悩みを打ち明けてください。上司や仲間にほんの少し助けてもらい、最終的には自分自身で状況を打開してほしいと思います。
自分で物 事を動かす、前に進める、そして乗り越えた困難の数は成長の証となります。勇気を振り絞ってチャレンジする、自分の力で解決する、ということを繰り返していってください。それは自分の人生を豊かにし、強い心を手に入れることになるからです。
【ある日のスケジュール】
09:00
10:00
11:00
客先出社
Aプロジェクト 全体進捗会議
課題の整理・対策検討
12:00
お昼休憩
13:00
提案に向けた調査・資料作成
15:00
移動
16:00
Bプロジェクト 内部進捗会議
17:00
開発機能の試験・検証
18:30
退社
21:00
ネットショッピングで物色、ペットの介護など
担当するシステムの運用や保守、チーム内の計画、進捗、課題の管理、新規案件の獲得に向けた技術や製品の調査、提案書の作成などを行っています。
ベテランになるといくつかのプロジェクトや案件を掛け持ちすることもあります。
自社業務として、新人研修やイベント企画、採用活動なども行っています。